ロマンティック・バレエの代表作として
知られているバレエ「ジゼル」。
今回は物語のあらすじと
踊りの中で「ペザント」をフォーカスしてみました☆
「ジゼル」の作品を発表会で
踊りたいと思われる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
大人バレリーナにオススメの
ヴァリエーションもご紹介していますので
こちらの記事が作品や踊りの
理解に繋がりましたら幸いです。
私Junはバレエを習って
19年になる大人リーナです。
高校卒業後ブランクがあり、
社会人になってから再会しました。
ジュニア時代もコンクールになど
出たことない、趣味のバレエでしたが
だからこそ大人リーナさんに役立つ
記事をお届けできるのではと思っています☆
バレエ「ジゼル」のあらすじ
第1幕
舞台は中世ドイツの村。
病弱だが踊りが好きな村娘ジゼルは、
青年ロイスと恋仲です。
このロイスは、実は身分を偽った
シレジア公爵アルブレヒトでした。
ジゼルに思いを寄せる森番のヒラリオンは、
ロイスの正体に疑念を抱いています。
村ではブドウの収穫祭が行われており、
収穫祭の女王に選ばれたジゼルは村人たちと踊ります。
ジゼルの母ベルタは娘を案じ、
「踊りに夢中になっていると、
死後に精霊ウィリとなって踊り続けることになる」
という伝説を語ります。
領主クールランド大公とその娘バチルドらが、
狩りのために村を訪れました。
バチルドはアルブレヒトの婚約者です。
そこへヒラリオンが現れ、
ロイスが貴族であることを暴露します。
恋人の裏切りを知ったジゼルは、
衝撃のあまり正気を失い、息絶えてしまいます。
第2幕
ジゼルの墓がある夜の森。
女王ミルタに率いられたウィリたちが現れ、
ジゼルを墓から呼び出して仲間に迎え入れます。
ヒラリオンとアルブレヒトは、
それぞれジゼルの墓参りにやってきました。
ヒラリオンはウィリたちに捕まり、
踊らされた上で命を落とします。
アルブレヒトもミルタの命で踊らされますが、
ジゼルがアルブレヒトの命を守ります。
やがて夜明けが訪れ、ウィリたちは消え去りました。
ジゼルも姿を消し、墓の前にアルブレヒトが一人残されます。
ペザントの踊りはどの場面で踊られるの?
「ペザント」は農民の意味で、
第一幕に登場するパ・ド・ドゥです。
踊りの上手な若者が
収穫祭で踊りを披露するシーンとなります。
はつらつとした素敵な踊りです☆
パ・ド・ドゥ全体の映像はこちらです↓
大人リーナにおすすめのヴァリエーション
ペザントのヴァリエーションは
バレエのコンクールや発表会で
よく選ばれるバリエーションの一つです。
簡単なヴァリエーションなど存在しませんし
1幕のソリストの踊りでもあるため
大人リーナが踊るのは大変です・・・
しかし、振付もシンプルで
比較的踊りやすいバリエーションと言えると思います☆
ペザントのヴァリエーションは
主に2つのバージョンがあります。
アドルフ・アダン作曲(ジゼル本来の作曲家)の
ヨハン・ブルグミュラー作曲のものです。
よく発表会で踊られるのは
ブルグミュラー作曲のもので
振付の難易度的にも、こちらがおすすめです☆
実際に踊ってみた感想
私自身もブルグミュラーの
ペザントを踊ってみたことがあります。
難しかった点はたくさんありますが
・可愛らしい演技
・連続するグランジュッテ
特にこの二つが大変でした。
グランジュッテが
辛くて仕方ありませんでした笑
前の足をなるべく高く振り上げること!
これを意識していましたが
なかなかきれいに飛べませんでした。
よかった点は
・振付がシンプルなので覚えやすい
・回転が少ない
の二つです。
私は回転が苦手で
プレッシャーに感じるので
回転が少ないのは嬉しかったです😅
以上がバレエ「ジゼル」と
「ペザントの踊り」のご紹介でした!
こちらの記事が作品や踊りの
理解に繋がりましたら幸いです❣️
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