バレエってスポーツ?子供が習うならバレエとスポーツどっちがいい?

バレエ

子供に習い事をさせたいけど、そもそもバレエってスポーツ?バレエって習い事ランキングの上位に入っているけど、実際何が良いの?の疑問にお答えしたいと思い、今回の記事を書きました。

「バレエは子供の教育に良いの?」の部分はあくまで私の経験談で、習うのにかかる費用のことは度外視しています💦
こちらのサイト様には、実際の費用のことも詳しく書いてありましたので、ぜひ参考になさってください。
https://miranobi.asahi.com/article/11783

私Junはバレエを習って18年になる大人リーナです。
高校卒業後ブランクがあり、社会人になってから再会しました。
ジュニア時代もコンクールになど出たことない、趣味のバレエでしたが
だからこそ大人リーナさんに役立つ記事をお届けできるのではと思っています☆

バレエってスポーツなの?

バレエはスポーツ?

バレエと共通の芸術的要素を求められるスポーツは多数あり、芸術性が求められるという点で他のスポーツとは一線を画しています。
しかし、バレエ学習者であれば「バレエはスポーツではない!」と思うのではないでしょうか。

バレエはスポーツではない

グーグル検索で「バレエ スポーツ」と検索すると、バレエはスポーツなのかそうでないのか
さまざまな記事がありますが、共通しているのは「バレエはスポーツではない、芸術である」という認識です。

なぜ芸術であるかというと、以下の理由が挙げられます。

バレエは舞台芸術

バレエは舞台装置・衣装・音楽・踊り全てを総合して完成する、舞台芸術です。

もちろんコンクールやお教室の発表会では単純な照明のまま踊ることもありますが、プロの公演はでは華やかな衣装や舞台装置も大きな見どころとなっていますよね。

バレエの目的は物語や感情を踊りで表現すること

バレエは舞台で表現する踊りのため、その必要性から、身体を訓練するのであって、身体を動かすことが先にあるのではありません。

バレリーナの方がインタビューで「バレエに必要なストレッチはバーレッスンで網羅できるから、レッスン前に長いウォームアップはしない」とおっしゃっていました。
この言葉の通り、バレエに必要な柔軟性や筋力はバレエのレッスンを通じて養われます。
そしてバレエのレッスンは踊りで物語や感情を表現するためのトレーニングであり、身体を動かすことを目的としていないのです。
コンクールで採点されることもありますが、表現や技に規定はなく競技はでありません。

もちろん、趣味のバレエは身体を動かすことが目的であっても問題ないですし、毎日レッスンをするわけではないので、上達のためには別途トレーニングやストレッチが必要です!

子供の習い事にバレエとスポーツどちらが良いのか

子供さんの「身体を動かす」習い事の選択肢に、バレエを加えるご家庭もあるのではないでしょうか。
日本は人口の割合いにバレエ学習者が多く、実はバレエ大国なのです!

バレエはスポーツではないことを前提に、子供さんの習い事にスポーツかバレエどちらが良いのか、考えてみたいと思います。

大切なのは何を優先させたいか

小学生までは学校生活や他の習い事とバレエの両立ができても、小学校高学年や中学生になると部活動や塾との両立が難しくなってきます。

また、バレエを活かせる芸術的要素の強いスポーツは学校の部活動に少ないと思いますので、学校に入ったら部活動を頑張りたい気持ちがある場合は、最初からスポーツを習ってもいいかもしれません。

バレエを選択肢とされる場合は、実際に体験してお子さんの様子をみられるのも良いと思います。
最近はバレエ教室に入会しなくてもカルチャースクールでバレエを習うことができますし、カルチャースクールやバレエ教室の体験レッスンで実際にバレエに触れて、お考えになるのはいかがでしょうか。

バレエは子供の教育に良いの?

私が子供の頃感じていたバレエのメリットは以下です。

・同じ年代の子供たちとコミュニケーションをとれる
・踊ること(身体を動かすこと)が楽しい

バレエで培う人間関係は、幼稚園や学校のクラスメイトとは少し違う特別なものでした。
「部活の仲間」という感じでしょうか。
時には先生に怒られたりしながら、一緒に作品を作り上げていく楽しさを子供ながらに感じていました。
思春期のころ学校で上手く過ごせなかったときも、バレエ教室の友人に会えることでリフレッシュになっていました。

また、先ほど「バレエはスポーツではない」と書きましたが、子供の頃は完全に「バレエ=身体を動かす」と認識していました😅
純粋にレッスンで身体を動かすのが楽しかったですね。

中学生〜高校生になると、バレエへの情熱やレッスン回数に差が出てくる=実力に差が出やすくなってきます。
自分を友人と比べてネガティブになることも沢山ありました。
辛い経験でしたが、大人になる上で成長の糧になったと思います。

大人になった今、子供時代にバレエを習うメリットとして感じるのは以下です。

・尊敬できる先生や先輩に出会う
・クラシック音楽に親しみを持てる

バレエ教室は個人の講師が経営している場合が多く、先生が絶対的な存在です。
長期的に一人の先生に指導を受けるということで信頼関係を築く、素直に指導を受け入れる心を持つという経験は貴重だと思います。

日本はバレエ学習者が多く個人経営のバレエ教室は意外と身近にあります。日本のバレエ教室数は約4640件、生徒数はなんと約36万人!(2016年昭和音楽大学バレエ研究所『バレエ教育に関する全国調査』より)
そのため、一度バレエを離れても再度習いやすいのも利点です。

また、バレエを習っていると自然とクラシック音楽に触れて生活することになります。
もちろん詳しくなるわけではありませんが、クラシックに抵抗がなくなる・興味があるという意味では十分教養になったのではないかと思います。
大人になって興味のある音楽を調べたり、コンサートに出かけたりすることができますので。

 

以上がバレエってスポーツ?バレエって習い事にどうなの?についての記事でした。
私はバレエが好きなので、バレエを子供の頃から習えて幸せでした!一度離れても、また習い始めるぐらいです。
バレエに限らず、生涯の趣味となるものが持てると生活にハリが出ますよね✨

こちらの記事がバレエに対するモチベーション向上や、お子様の習い事選びの一助になりましたら幸いです!

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