バレエのレッスンで注意される「反り腰」の原因と対策について

身体づくり

バレエのレッスンの時、先生から反り腰について注意を受けることはありませんか?
バレエには気をつける点がありすぎて、何を注意していいか迷ってしまいますが、反り腰は腰痛にもつながるので早めに改善したいものです。

今回は反り腰について、反り腰と言われる身体の状態、反り腰の改善策・レッスン時の注意点について記事にしていきます!

私Junはバレエを習って18年になる大人リーナです。
高校卒業後ブランクがあり、社会人になってから再会しました。
ジュニア時代もコンクールになど出たことない、趣味のバレエでしたが
だからこそ大人リーナさんに役立つ記事をお届けできるのではと思っています☆

反り腰とはどのような状態?なぜ反り腰になるの?

反り腰とは、身体の中心に真っ直ぐな重心線があるとしたら
身体が前後に歪んでいて真っ直ぐ立てていない状態のことを指します。
腰〜股関節につくインナーマッスル(腸腰筋)や腹筋が弱いことで、真っ直ぐ立てず歪みが生じます。

この歪みの影響で倒れないように、結果的に腰を反って(骨盤を前に倒して)
バランスをとるため、反り腰になるのです。

デメリットとして、股関節の可動域を狭める 腰痛を引き起こす
などが挙げられます。
他にも前腿が張る、など様々なデメリットがあります。。。

先生から「反り腰」という言葉で注意されていなくても
肋骨が開いている 胸に力が入りすぎ
このような注意を受ける場合は、反り腰に近い状態であると考えられます。

反り腰の改善策とレッスン時の注意点

反り腰を改善するには
・骨盤の正しい位置を身体に覚えさせる
・正しい骨盤を保つための筋力強化
こちらが必要となります。

どちらもバレエのレッスンでよく注意されることだと思います。
正しいバレエの姿勢をとれば、自ずと反り腰は防げるということですね!

骨盤の正しい位置を身体に覚えさせる

骨盤の正しい位置とは、骨盤が身体の重心線に沿って真っ直ぐ立っている状態です。
身体を横から見たときに、くるぶし・膝の真横・股関節・肩・耳が一直線の状態となります。

視覚だけで分かりにくい場合は、骨盤と下腹の部分に手を当てると
真っ直ぐになっているか確認しやすいです。
骨盤と下腹で構成される三角形(ほぼ下着で隠れている部分)を、真っ直ぐ垂直に立てると
正しい骨盤の位置、お腹の位置となります。

レッスン時に気をつけたいこと

バーレッスン前に鏡で自分の身体の横を見て、真っ直ぐに立てているか確認してみましょう!

実際、骨盤の位置を十分意識できるのはバーレッスン序盤までだと思いますので
(その後は動きも大きく、テンポも速くなるのでそれどころでなくなる・・・)
序盤のプリエやタンジュ、動きの前のプレパレーション、バランスのときに
骨盤が真っ直ぐに立っているか意識し、余裕があれば鏡で確認するのがおすすめです。

正しい骨盤を保つための筋力強化

レッスンで幾度となく出てくる、「お腹の引き上げ」ですね。
これは習慣なので、ずっと意識し続けるしかありません。

私はおにぎりの梅干しの位置(身体の中心)を意識して、お腹を引き上げています!🍙
速い動きになると忘れがちになってしまうので、 早いタンジュやフラッペの時はプレパレーションのときに「お腹お腹お腹・・・」と唱えて意識しています。

また、どうしても週1回〜2回のレッスンでは腹筋を鍛えるのが難しいので
普段の生活の中から意識する必要があります💦

習慣化したい筋トレ

大人リーナは筋肉が落ちるスピードも早いので、毎日少しでも筋トレをして筋力を維持したいですよね。

夜に腹筋の時間を作るのも一案ですし、ドライヤーや歯磨きなど日常生活の行動に合わせてお腹を引き上げるなどもおすすめです!
ドライヤーや歯磨きは毎日することなので、お腹の引き上げもプラスして習慣化するのが継続のコツかなと思いますが、いわゆるドローインなのでもちろん辛いです😭
そのため習慣化は自分との戦いです😭

また、歩きながらでものドローインは効率的に腹筋強化できるそうです。
私は先生から「普段歩く時からお腹をへこませるように」と言われて実践しています!

ドローインはスキマ時間で気づいたタイミングでできるのがメリットですが、歩いたり他の作業をするとどうしても意識がそれてお腹に力を入れることを忘れがちになります。
「またお腹に力を入れるの忘れてた…」「なんでこんな簡単なこともできないんだろう…」と自分を責めず、気づいた時からまた再スタートと思って、無理せず続けましょう♪

ネットで「歩きながら 腹筋」「ドローイン」と検索すると様々な方法が出てきますので、ご自分に合ったものを見つけてみてください!
今回は腹筋やその周辺のインナーマッスルを鍛える筋トレについて書きましたが、もちろん背筋や足の裏などバレエには様々な筋トレが必要です💦

 

以上が反り腰の反り腰と言われる身体の状態、反り腰の改善策・レッスン時の注意点でした。
書きながら日々のバーレッスンを意識しないと改善できないことを改めて認識し、日々の訓練が大切だと痛感しました!
大人リーナの皆様、一緒に頑張りましょうね!
こちらの記事が皆様のバレエライフの一助になると幸いです☆

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