バレエを習ううえで、どうしても気になるのが自分の体重・・・
バレエを習う人=痩せているというイメージがありますが、痩せてないとバレエを習ってはいけないのでしょうか。
また、バレエで大切なのは体重だけではありません。
バレエを習うとき、どのような身体づくりを意識すればよいか考えてみましょう!
私Junはバレエを習って18年になる大人リーナです。
高校卒業後ブランクがあり、社会人になってから再会しました。
ジュニア時代もコンクールになど出たことない、趣味のバレエでしたが
だからこそ大人リーナさんに役立つ記事をお届けできるのではと思っています☆
国際バレエコンクールでの最低体重
近年、バレエ界だけでなく、痩せすぎNG・健康的な体型維持が叫ばれていますよね。
バレリーナの登竜門 ローザンヌバレエコンクールでは最低体重を公式サイトで発表しています。
15歳:BMI16.0未満 (身長160cmの場合41kg未満)
16歳:BMI16.4未満 (身長160cmの場合42kg未満)
17歳:BMI16.8未満 (身長160cmの場合43kg未満)
18歳:BMI17.0未満 (身長160cmの場合43.5kg未満)
こちら未満の数値だった場合「痩せすぎ」であるということです。
プロのバレリーナは「健康管理」が大事で、体重だけにフォーカスしないで「ビジュアル」「栄養状態」「筋肉量」「骨密度」など、トータル的に管理する必要があるということですね。
もちろん趣味のバレエである場合、こちらほど痩せる必要もありません。
体重を気にしすぎずしっかり食べて動いた方が、間違いなく健やかに過ごせます!!
大人バレエの理想体重
趣味のバレエであっても、お教室の先生から「痩せなさい」と言われることはありませんか?
やはり舞台のうえに立つには、ある程度すらっとした体型の方が美しいからです。
痩せ過ぎは禁物として、どのぐらい痩せていればいいのでしょうか。
もちろん明確は基準はありませんので、ご参考にご覧ください!
先ほども出てきましたBMIで考えてみます。
BMIとは、BMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。子供には別の指数が存在しますが、成人ではBMIが国際的な指標として用いられています。
☆年齢ごとの目標とするBMIの範囲
年齢(歳) | 目標とするBMI |
---|---|
18~49 | 18.5~24.9 |
50~69 | 20.0~24.9 |
70以上 | 21.5~24.9 |
日本人の食事摂取基準(2020年版) 策定検討会報告書 厚生労働省 より
年齢を18歳~49歳とすると、BMIの数値は 18.5~24.9 結構幅広いですね。
私の経験からすると、バレエではBMI18.5ぐらいがきれいなのではないかと思います。
とはいえ、BMI18.5もなかなか厳しい値です。
体重を低く保つだけでなく、筋肉をつけることでしなやかな身体を目指しましょう☆
大切なのは体重だけじゃない
先ほども申しあげたとおり、美しい身体をつくるには体重だけでなく、筋肉量やむくみがないことも大切です。
筋力
年齢を重ねるごとに筋力は衰え、40代になると週2回ほどのレッスンでは衰えのスピードに追い付かないと言われています。
バレエには筋肉が必須ですので、お家でも筋力トレーニングする必要があります。
基本的な腹筋背筋に加え背中を鍛えるのがおすすめ。
バレエにおいて背中をスクエアに保つことは不可欠ですし、背中が固くなるとアラベスクやカンブレなどの動きに支障がでます。
背中のストレッチや筋トレは他の部位に比べ優先順位が下がりがちですが、背中を鍛えると猫背が矯正され後ろ姿が若々しくなりますよ☆
むくみ
むくんでいると、身体のラインが美しくありません。
また、むくみというと足を思い浮かべますが、デコルテ命のバレエでは鎖骨のむくみをとるのも大切です!
日頃スマートフォンやパソコン作業で、前のめりの姿勢が続いていますが、首にも肩にも負担がかかっています。その影響でリンパ節がつまり、鎖骨や顔まわりのむくみになります。
鎖骨辺りのマッサージや、大胸筋を鍛えることで対策になりますので、ぜひお試しください☆
体重が重いとバレエを習ってはいけない?
大人からバレエを始めようとする方で「少し痩せてから始めたい」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
立つだけて膝に負担がかかるような場合は別ですが、バレエは痩せる前から始めても全く問題ありません。
正直、大人の趣味のバレエだけで大幅に痩せるのは難しいです。
レッスンにプラスして、バレエのために食事管理や筋トレをして始めて痩せることができます。
バレエを習い自分と向き合うことで痩せたいという気持ちになるので、早めに始めるのが吉と思います!
以上、大人がバレエを習うときに意識したい身体づくりについてでした☆
食事管理も筋トレも毎日大変ではありますが、長く踊るために一緒に頑張りましょうね!
こちらの記事が皆様のバレエライフの一助になりますと幸いです。
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