古典バレエ「ドン・キホーテ」よりキューピッドのヴァリエーション紹介☆

バレエ

キューピッドのヴァリエーションは、有名な古典作品ドン・キホーテの中のヴァリエーションなので、発表会などで踊られる方も多いのではないでしょうか?
今回はキューピッドの役の解説、難易度、踊り方のコツについて記事にします☆
こちらの記事が作品理解や、ヴァリエーション選びの一助になりましたら幸いです。

私Junはバレエを習って18年になる大人リーナです。
高校卒業後ブランクがあり、社会人になってから再会しました。
ジュニア時代もコンクールになど出たことない、趣味のバレエでしたが
だからこそ大人リーナさんに役立つ記事をお届けできるのではと思っています☆

キューピッドの役割

「ドン・キホーテ」より第二幕「夢の場」で登場するキャラクターです。
キューピッドといえば、一般的に「恋のキューピッド」というように恋愛を成就させるイメージがありますが、ドン・キホーテのキューピッドは「夢の中の案内人」のような役割です。「ドン・キホーテ」第二幕「夢の場」は、ドン・キホーテが気絶した時にみた夢の中で、理想の女性ドルネシア姫に出会います。
夢の中でドン・キホーテを導くのがキューピッドなのです。

難易度

キューピッドのヴァリエーション動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=-oN0A9RRmYo&ab_channel=ObraztsovaUnofficial

現在ボリショイ・バレエ団のエフゲーニャ・オブラスツォーワさんのキューピッドのヴァリエーションとなります!

ネットで「バレエ ヴァリエーション 難易度」で検索すると、比較的低難易度のヴァリエーションとして紹介されているキューピッドのヴァリエーションですが、大人リーナが踊る前提で考えると、個人的には難易度が高めかなと思います。
なぜなら、短くアップテンポの曲ですが、足捌きは細かく・移動も多く・回転もあり・静止のポーズも多いからです。
また、かわいらしい(やんちゃな)印象にするため、首の付け方や表情も重要です☆

YouTubeには小学生低学年のコンクール動画もアップされています。振付を少し易しくアレンジしたものもありますので、大人リーナさんが踊られる際はぜひ振付の参考にしてみてください!

踊りのコツ

夢の中の場面でしかも神(キューピッドはローマ神話の恋愛の神)の役なので、重力を感じさせないほど軽やかに踊ることが大切です。
また、衣装や髪型も相まって、幼く見えないように注意する必要があります。

軽やかに見せるコツ

特にアチチュードのポーズでは上半身(背中)のスクエアをしっかり保ち、頭を浮かせるようなイメージを持つと軽い印象になります。
また、バドブレは細かく刻むように足を動かしましょう。

幼く見えないコツ

腕が上がりすぎないように注意しましょう。
キューピッドに限りませんが腕が上がると踊りが幼く見えてしまいます。

キューピッドは、画像のような腕のポーズが象徴的です。
綺麗にポーズを取れるように脇は卵一個分ぐらいの幅を開き、指先を綺麗に作りましょう。

「軽やかに見せるコツ」でもお話ししました、上半身(背中)のスクエアをしっかり保つことは、腕を保つことにも役立ちますので、ぜひ意識してみてくださいね☆

以上、今回はドン・キホーテよりキューピッドのヴァリエーションでした☆
こちらの記事が作品理解や、ヴァリエーション選びの一助になりましたら幸いです。

ドン・キホーテの作品、ヴァリエーション紹介もぜひご覧ください!↓
憧れのキトリ!『ドン・キホーテ』のバリエーション紹介

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