チャイコフスキーの三大バレエとしても
親しまれているバレエ「眠れる森の美女」。
今回は物語のあらすじと
踊りの中で「宝石の踊り」をフォーカスしてみました☆
「眠れる森の美女」の作品を発表会で
踊りたいと思われる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
大人バレリーナにオススメの
ヴァリエーションもご紹介していますので
こちらの記事が作品や踊りの
理解に繋がりましたら幸いです。
私Junはバレエを習って
18年になる大人リーナです。
高校卒業後ブランクがあり、
社会人になってから再会しました。
ジュニア時代もコンクールになど
出たことない、趣味のバレエでしたが
だからこそ大人リーナさんに役立つ
記事をお届けできるのではと思っています☆
バレエ「眠れる森の美女」のあらすじ
プロローグ
栄華を誇るフロレスタン王の宮廷。
オーロラ姫の誕生に善の精・リラの精や
妖精たちも祝福に訪れるます。
祝いの席に招かれなかった
悪の精カラボスは激怒して
「姫は紡ぎ針を指に刺して死ぬだろう」と、
不吉な予言をします。
驚く王にリラの精は姫を守ることを約束します。
第一幕
時は流れ、美しく成長した
オーロラ姫16歳の誕生日に
盛大なパーティが開かれています。
しかし、老婆に扮したカラボスが
渡した花束に隠されていた
針が指に刺さり姫は倒れますが
リラの精は姫と王国全体を
死の代わりに長い眠りにつかせます。
第二幕
100 年の歳月が流れた森に、
デジレ王子と狩りの一行がやってきます。
リラの精によってオーロラ姫の幻影が
王子の前に現れ、姫に魅せられた王子は
リラの精と姫が眠る森の奥の城へと向かいます。
王子の優しい口づけで目覚めた姫も
また夢の中で王子に恋していたのでした。
第三幕
100年を経て目覚めた宮廷では、
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式が盛大に行われ、
おとぎ話の登場人物たちも二人を祝福に訪れます。
宝石の踊りはどの場面で踊られるの？
宝石の踊りは第三幕 オーロラ姫と
デジレ王子の結婚式で踊られます。
第三幕の始まりとなる華やかな踊りです。
宝石の踊りの構成
「宝石の踊り」は以下のように構成されています。
1 パ・ド・カトル（アントレ）
2 金の精と銀の精のヴァリエーション
3 サファイアの精のヴァリエーション
4 ダイアモンドの精のヴァリエーション
5 コーダ
版によって構成が異なる場合もあり
私が手元に持っている映像
（ボリショイバレエ団 グリゴローヴィチ振付）では
1 アントレ（前半が金銀サファイア、後半がダイヤモンド）
2 ダイヤモンドのヴァリエーション
3 コーダ
の構成となっています。
こちらの動画はボリショイバレエ団
グリゴローヴィチ振付のアントレとコーダの映像です。
こちらは別公演の映像ですが、
ダイヤモンドのヴァリエーションとなります。
大人バレリーナにオススメのヴァリエーション
宝石の踊りの中で大人バレリーナにオススメなのは
こちらの「金の精のヴァリエーション」です！
ゆったりとした華やかな音楽で
大人バレリーナが踊るヴァリエーションにも
ピッタリなのではないでしょうか？
また「宝石」に相応しい
豪華なクラシックチュチュの衣装もすてきです☆
簡単なヴァリエーションなど存在しませんが・・・
ダイヤモンドのヴァリエーションは
細かな足さばきと
軽やかなジャンプが求められるので
大人バレリーナには難関かなと思います。
以上がバレエ「眠れる森の美女」と
「宝石の踊り」のご紹介でした！
こちらの記事が作品や踊りの
理解に繋がりましたら幸いです❣️
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